高齢になると「新しいことを覚える」ということや「若い頃のように身体を動かす」ということが難しくなります。
これは老化による脳機能や身体機能の低下によって引き起こされるものなので仕方ないことなのかもしれませんが、高齢者でもハキハキと生活をして若者に負けないぐらいの体力を持っている人も多いです。
今回は、パズルで遊ぶことによってどのような能力が鍛えられるのかということについて紹介していきましょう。
記憶力や集中力を鍛えることで理解力が鍛えられる
高齢になって体力が衰えてきたと感じる人は非常に多いですが、パズルで遊んでいても体力が鍛えられるということはほとんどありません。
パズルの中には身体を動かすタイプもありますので、そのようなパズルを楽しむ場合には体力が鍛えられるかもしれませんが、基本的には「指先の動作」と「脳の機能」の2つが鍛えられることになります。
脳の機能で鍛えられる部分としては、主に記憶力と集中力の2点が鍛えられることになりますが、この2つを鍛えることによってどのようなメリットがあるのか紹介します。
記憶力と集中力というのは理解力に関係していて、「計算や記銘の能力」が鍛えられることになります。
これらの能力が衰えてくると日常生活でもデメリットが発生することが多いので、パズルで遊ぶことで能力の維持もしくは向上することが可能です。
理解力が鍛えられると経験に結びつけて物事を判断できる
老化による能力の減退については仕方のない部分もありますが、何もしないで能力が下がるのを待つよりも、少しでも維持したいと考える人は多いと思われます。
パズルで遊ぶと理解力が鍛えられることになりますが、この理解力というのは経験と結びつけることで他の能力を補うことが出来ます。
高齢者が若者に優っているものの一つに「経験値」というものがあります。
長年の人生で多くの経験を積み重ねてきた人ほど、理解力と経験が合わさることで他の能力を補うことが出来るので、老化による能力の減少を感じないで生活をすることが可能です。
まとめ
今回はパズルで遊ぶことで鍛えられる能力について紹介しました。
高齢者になると新しいことにチャレンジする気力がなくなるという方も多いですが、パズルは娯楽のひとつなので遊びながら能力を鍛えられるのがポイントです。
また、自分のレベルに合わせてパズルの難易度を変えることも簡単なので、まずは簡単なものから遊んでみると良いでしょう。