最近では介護施設などでも認知症の予防のためにパズルを推進するケースが増えてきました。
パズルなどのボードゲームは認知症の予防に効果があるとされていて、高齢者の方にはオススメの遊びとなっています。
今回は、認知症の予防にパズルがオススメな3つの理由について紹介していきましょう。
認知症の予防にパズルがオススメな3つの理由について
認知症の予防について知る前に、なぜ認知症が発症してしまうのかということについて紹介しましょう。
認知症が引き起こされる原因については完全に解明されているわけではありませんが、主な原因としては「脳機能の低下」が挙げられます。
なぜ脳機能が低下するのかということについては、老化によるものだったり環境が変わったりなど色々な理由があります。
よくあるのが、今まで働いた仕事を定年退職して自宅に居るようになると環境が大きく変わってしまうために脳機能が低下してしまうということです。
そのため、脳機能が低下することを防ぐために高齢者にはパズルで遊ぶのがオススメだということです。
次にパズルがオススメな理由についてですが、パズルには認知症を予防する3つの要素があるとされています。
・記憶力を高める
・集中力を高める
・細かい動作をすることで脳の活性化を促す
これらの効果に期待ができるとされていて、パズルを解くためには集中して細かい動作をする必要があります。
また、パズルの種類によっては自分が考えた手順を記憶しなければならないものもありますので、パズルで遊んでいる間は常にアタマを使っている状態ともなります。
そうすると、脳の活性化を促すことが出来るので、結果的に認知症の予防にも繋がるということです。
「パズルのような細かい動作が必要な遊びは苦手だ!」という人も多いかもしれませんが、指先の細かい動作を繰り返すことによって脳の活性化を促すことが出来ます。
脳が活性化しているということは、脳の老化を遅らせることが出来ているということなので、細かい動作を集中して行うことが認知症の予防には大切です。
まとめ
今回は認知症予防のためにはパズルがオススメだということについて紹介しました。
最近では老人ホームや介護施設などでもパズルなどのレクリエーションを実施するケースが増えていて、みんなで楽しみながら遊べるパズルも増えています。
「認知症を予防するためにパズルをする」というように考えるのではなく、パズルは娯楽の一種なので、楽しみながらプレイすると良いでしょう。