人は同じことを続けていると飽きてきて、飽きることが集中力の低下を招きます。
どれほど集中して作業をしていても「飽きた」と思った瞬間に集中力は低下するので、飽きないための工夫が大切です。
飽きないためには作業を適度に切り替えるのがオススメですが、作業を切り替えるポイントについて紹介しましょう。
小学校の低学年の時間割が参考になる
小学校1年生というのは、今まで勉強をしたことがない子どもでも集中できるようなカリキュラムで構成されています。
そのため、1限の時間は45分程度となっていて、授業と授業の合間には必ず休み時間が用意されています。
休み時間の単位については5分や10分など学校によって異なりますが、特別な事情が無い限り「同じ授業が2回続く」ということはありません。
これは、子どもが飽きて集中力が低下することを防ぐためとされていて、学習する内容を切り替えることで集中力を維持したまま次の学習に移るためだとされています。
また、5分~10分の休憩を挟むことによって脳をリラックスさせながらもリセットをしていないために能率が落ちないというのもポイントの一つです。
これが大学などになると1限の時間が90分や120分となるケースも多いので、そうすると集中力が切れてしまう人も多くなります。
これは社会人でも同じことになっていて、同じ作業を続けて行うと飽きてしまうので集中力が低下し、作業能率が著しく落ちてしまいます。
これを防ぐためには、飽きないように作業を適度に切り替えるのがオススメです。
集中力を維持するためには心身ともに健康であることが前提条件
集中するというのは体力も精神力も必要とします。
そのため、身体や精神が疲れている状態で高い集中力を発揮するのは不可能です。
疲れているのを自覚しているのならば、心身の疲れを解消させるのが先決なので、まずは休むことが大切です。
疲れている状態で作業をしていても良いものが出来ることはありえませんので、休息や気分転換などを取り入れて、心身が充実した状態で作業をスタートすることを忘れないでください。
まとめ
今回は、集中力を持続するための方法について紹介しました。
飽きるというのは人間に当たり前のように備わっている能力なので、集中力を持続するためには飽きないための工夫を準備することが大切です。
極論を言えば、飽きることが無ければ作業に熱中することが出来るので時間を無視して高い集中力を維持することが出来ます。
ただし、エネルギーの摂取を忘れると疲労がまとめて襲いかかってくるので注意が必要です。