もっと知りたいパズルの歴史9:世界各国で色々なバージョンで作られている「箱入り娘」

「箱入り娘」というと名家のお嬢様を連想される方も多いかもしれませんが、同じ名称のパズルがあります。

箱入り娘はスライディングブロックパズルの一種となっていて、木で出来たコマを動かして特定のコマを外に出すのが目的のパズルです。

観光地のお土産物屋などでも販売されていて、地域の特色を活かしたものも多いのが特徴となっています。

今回は箱入り娘の歴史について紹介していきましょう。

 

世界中で様々な名称のある「箱入り娘」

箱入り娘というパズルが日本の歴史上に登場したのは昭和10年頃とされていて、世界で初めて同じタイプのパズルを公開したのは1909年のアメリカとなっています。

ルイス・W・ハーディ氏が「Pennant Puzzle」の名称で1907年に特許を出願していて、1909年に商標登録されたのが始まりとされています。

その後、イギリスでは1932年に特許が出願されていて、同じタイプのパズルがフランスにも「赤ロバ」と呼ばれているものがあります。

中国では「華容道」と呼ばれていて、各ブロックの名称が三国志に由来していることが特徴的ですが、これと同じように世界各国でパズルのブロックの名称やパズル自体の名称が異なるのがポイントです。

世界各国に同じタイプのパズルが存在する箱入り娘ですが、流行し始めたのは1930年~1940年頃だとされています。

 

スライディングブロックパズルとの違いについて

スライディングブロックパズルの代表格としては、15個のブロックを1つずつ動かして順番に揃える「15パズル」が有名でしょう。

基本的には同じ性質のパズルとなっていますが、15パズルと箱入り娘の異なるポイントとしては、「最終的に目的となっているコマを外に出すか否か」という部分が異なります。

箱入り娘の場合は、ブロックを1つずつ動かして、「娘」と書かれた大駒を外に出すのが目的です。

15パズルの場合は順番通りにコマを並べ替えるということが目的となっていますので、その点が15パズルと箱入り娘の違いとなります。

 

まとめ

今回は、箱入り娘の歴史について紹介しました。

箱入り娘には、商家をイメージしたものが多くなっていますが、その他にも将棋やチェス、三国志のようにモチーフが異なるものも多いです。

最近ではスマートフォンアプリなどでもプレイすることが出来るので、ちょっと気になるという方はスマートフォンのアプリで遊んでみると良いでしょう。

 

 

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